1945年~1975年~現在 木工と農業へのこだわり

December 22, 2015

 

 

 1945年8月15日 日本がポツダム宣言をようやく受けいれました。日本人でも、ポツダム宣言を読んだことがない人は、多いのではないでしょうか。まだの方は、一度是非読んでみてください。当時連合国側が平和を望んでいたのと、寛大であったことに驚かされます。

 

 1945年私の父は千島列島を守備していました。
 8月15日玉音放送は、ビービーガーガーとよく聞こえなかったが、どうやら負けたらしい。アメリカ軍に武装解除すれば、家に帰れるらしい。安堵の気持ちが走っていました。ところが突然敵が上陸してきました。戦っていいのか?相手はソ連軍??!!そんなことってあるのか?


 ともかく、ソ連軍に勝てる状態と思われたので、粉砕してから考えるか?。。。ようやく反撃しましたが、迷った末に、武装解除。


 しかし、ソ連は「武装解除すれば、家に帰れる」という寛大なポツダム宣言を守らなかったのです。

 その後シベリアで強制労働される羽目に陥ったのでした。たくさんの方が犠牲になったシベリア抑留は1950年以降も続きましたが、その中で、父は比較的早い帰国を1950年に実現できました。
 私は1951年3月1日に、誕生しました。

 

 

 

 戦後の日本は、ニューディール進歩派が、マッカーサーと共に来て、寛大なポツダム宣言を守りつつ理想的な社会体制を作りました。国を発展させるための原則を貫いてくれました。

 

 「軍備に多額のお金を使わない仕組み」、「憲法9条」、そしてもう一つは、21世紀の資本を先取りする形のシャープ税制です。「徹底した累進課 税」「贅沢税ともいえる物品税」「均等に分枚させる財政政策」、企業は優遇されていましたが、社員にも給与が行き渡る仕組みもありました。一億総中流社会 の実現と経済成長を1980年に向けて驀進していきました。一般に言われるバブル経済まで上りつめていきます。

 

 そして、今、日本はその時代の逆を行っています。軍備の拡大!上場企業の内部留保を増やす=大企業優遇税制!逆進性の強い消費税導入!ついに、格差社会を実現していきつつあります。若者は大きな夢を持てなくなっています。

 

 もう一度夢のある社会を実現していきましょう。もう一度日本人の持つ良い面を大切にしましょう。


 「ひと手間をかけること」「手塩にかけて、育てること」「人の役に立つこと」を大切にすることから始めましょう。
 
 鶏なら、雛から育てることから始めます。私たちは、天使の頭を持つひよこ=雛の時は頭のてっぺんが白いひよこたちを、先日から育て始めました。

 

 

 

 40年前にオークヴィレッジの創設に加わった私は、春慶の養成コースに入りました。他の4人の創設メンバーは、高山の訓練学校木工科に入りました。

 

 その後、緑の工芸村を、作っていきます。今思うと、養成コース&訓練学校時代は、人生の転機だったと思います。1976年頃から、日本では情報化 社会が始まります。私たちは「高山通信」を発行しました。情報が価値を持つ時代の到来で、高山での活動が都会に情報として伝わり始め、徐々に社会で認知さ れるようになっていきました。

 

 「緑の工芸村」創立から40年たちました。山あり谷ありでしたが、当時の食と木工への思いとこだわりを、森の自然学校は、現在も引継ぎ、活動しています。

 いままた、自分の手でモノを作ることの大切さ、自分で食料を生産することの大切さに気付く人が増えてきているように思います。


 私たちも、木工と農業の大切さを、仲間とがんばって実践しながら、広めていきたいと考えています。

 2016年から考えていることのひとつに、工房付き下宿があります。


 私たちの原点である高山訓練学校は、現在、岐阜県立木工芸術スクールと名前を変えて、2016年2月18日まで、受講生の第二次募集をしています。社会経験のある方で雇用保険に入っていた方は、一年間失業保険を受けて、木工が学べます。

 

 岐阜県立木工芸術スクールでは、私たちが学んだ40年前と同じように、基本から木工技術を学べます。ここで学ぶ人を対象に、この春から、工房付き 下宿を提供することを考えました。スクールでは、土日は、教室に入れません。学びたい、作りたい、けれど、作れる場所がないから作れないという時に、森の 自然学校に下宿すると、自分が使える工房があるというわけです。

 

 若き日の自分によく似た人を応援したい、良い意味での人生の転機にいて行動しようとしている人をサポートしたい。そんな気持ちからの発想です。木工を学ぶために高山の職業訓練校に入りたいとお考えの方で滞在場所をお探しの方、森の自然学校まで、声をかけてみてください。

 

Please reload

特集記事

夏休み 親子で工作自由研究 in 飛騨高山

July 6, 2017

1/2
Please reload

最新記事
Please reload

アーカイブ
Please reload

森の自然学校


〒506-0101 岐阜県高山市清見町牧ケ洞1051-5
FAX:0577-68-2891

Copyright (C) 2016 , 森の自然学校. All right reserved